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子どもに聞かせる世界の民話 |
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実業之日本社 |
矢崎 源九郎 |
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すばなしに向くお話をさがしたくて、自分のために手にした本でしたが、「子どもに聞かせる」の文字通り読んであげるのにぴったりの本です。
「けものや鳥や虫がでてきて ちえをはたらかせる話」「不幸やさいなんにうちかつ話」等にテーマ別にえらばれた世界各国のお話が81話紹介されています。年長さんや小学生のお子さんに夜寝る前に 「ひとつ」読むといいかもしれません。お話を選ぶときのめやすになるように、目次の下におおよその時間をあらわす印がついています。初めはなるべく短いお話から・・・。中には15分以上の大作もあります! 親子で楽しめる1冊です。 |
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ももいろのきりん |
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中川李枝子/著 中川宗弥/え |
福音館書店 |
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お母さんにもらった大きな大きなもも色の紙で、るるこは大きな大きなキリン折ります。そのキリカが突然しゃべりだします。あまりに大きいので窓から顔を出していると雨に濡れてしまったり、乾かすために物干しに干したりいろいろ大変!そして、キリカがるるこを夢のような素敵なところへ連れて行ってくれます!るるこ歌うキリカの歌や、キリカと交わすおしゃべりがとってもたのしい作品です! |
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チム・ラビットのぼうけん |
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アリソン・アトリー/作 石井桃子/訳 中川宗弥/画 |
童心社 |
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ちいさいうさぎのチム・ラビットは冒険がだいすき!森の中で出会う動物達、くさかりばでみつけたはさみ、むぎばたけのかかしなどと繰り広げるお話9編が収められています。
「チム・ラビットとうん」の章では "うん"をさがすチムがとてもかわいい。
春の日、のはらがひなぎくでいっぱいになる幸運に出会ったチムのうれしそうなこと!
チムの喜びや悲しみを優しく見守るおかあさんうさぎ、おとうさんうさぎもとても素敵です。 |
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