|
|
|
だれも知らない小さな国(コロボックル物語 1) |
|
佐藤さとる/作 村上勉/絵 |
講談社 |
|
ふとしたことから、小山を見つけその居心地の良さに自分の山にしたい!と思うほど気に入った少年。小山に住む小人族『コロボックル』とも出会います。時が過ぎ主人公は大人になり再び小山を訪れた時『コロボックル』との再会も果たします。『コロボックル』を大切に想いお互いに心を通わせるのですがある日小山が無くなってしまうかもしれない大事件が起こります。
読んでいた本を置き目を上げると自分のそばに「コロボックル」がいるのではないかと思えてしまうそんな作品です。この作品は、シリーズで出ています。「豆つぶほどの小さな犬」「星から落ちた小さな人」「ふしぎなな目をした男の子」「小さな国のつづきの話」です。それ以外にも「コロボックル」だけを登場人物にした別巻も出ています。戦後発刊されてから長く読者に愛されている作品です。 |
|
バッテリー |
|
あさのあつこ/作 佐藤真紀子/絵 |
教育画劇 |
|
「・・・子どもだとか小学生だとか中学生だとか、関係ないこと全部すてて、おれの球だけ見ろよ。」
・・・・中学生になる直前に両親の故郷へ帰ってきた巧、好きなことはマウンドに立ってキャッチャーめがけて球を投げること。引越し直後に「おれの球を受けられるのはあいつしかいない」と思う豪と出会う。すべてはそこから始まる。友情とか学校の規則とか、人が自分をどう思うかなんてどうでもいい・・・・。でも、それは自己中なのではなくボールを投げることそれが巧のすべてだから。それでも 様々な体験を通して 自分はどう思うか? 友だちは何を考えているのか?と、考えるようになっていく。
子ども達に大人気の作品です。挿絵も作品によりそって読みたい気持ちを高めています。大人は子どもを持ち親になると子どもだった時の気持ちをうっかり何処かへ忘れて『親』になってしまうけれど 子ども達は何も言わなくても言葉が心の中を渦巻いたんだよねえ。と子どもの頃を思い出して大人も一気に最終巻まで読んでしまったそんな作品です。
バッテリーは、全6巻が刊行されています。 |
|
ハリー・ポッターと賢者の石 |
|
J.K.ローリング/作 松岡佑子/訳 D.シュレシンジャー/イラスト |
静山社 |
|
主人公のハリーが魔法学校で知り合った仲間たちと共に「悪」に立ち向かっていく、映画でも有名なシリーズです。個性的な登場人物と成長していく主人公が、複雑に絡み合っていくストーリー展開の魅力もさるとこながら、子どもの達の人気の理由は、はねて逃げてしまう「かえるチョコ」や、絵が動き話す「魔法カード」といった、魔法グッズが次々と現れる所でしょう。7巻完結で現在5巻が出版済み。これからの展開にも期待しています。 |
|
チョコレート工場の秘密 |
|
ロアルド・ダール/著 クェンティン・ブレイク/絵 柳瀬尚紀/訳 |
評論社 |
|
チャーリーの町のチョコレート工場は大きくいいにおいをまきちらしていますが、誰もそこで働いてる人を見たことがありません。チョコのあたりが出たら5人の子供たちを工場見学にご招待してくれるとあって、世界中が招待券のためにチョコを買いあさっているけれど、一年に一度しかチョコを買えないチャーリーには無理な話です。
今回の翻訳では子供たちの名前まで、日本語に当てはめて読みやすくしてありますので、昔の少女たちにも是非読んでもらいたい本です。 |
|
穴 |
|
講談社 |
ルイス・サッカー/作 幸田敦子/訳 |
|
「まずい時に、まずいところに」いたために、代々イェルナッツ家の人々は悲惨なめにあいつづけている。五代目になるスタンリーもしかり。無実の罪で砂漠の真中の少年院にぶちこまれ、残酷な女所長の命令で、くる日もくる日も不毛の大地穴を掘る毎日。
お話しには過去と現在を結ぶ複線が 随所に隠されていて、読み進むにつれひとつずつ謎ときがされていく楽しさがあます。
そして、自分の人生を切り開いていこうと、たちあがったスタンリー少年と友人「ゼロ」との友情が大逆転劇を生む。子どもだけでなく大人にも楽しめる、元気のわいてくる冒険物語です。
(ニューベリー賞受賞) |
|
魔女の宅急便 |
|
角野栄子/作 林明子/画 |
福音館書店 |
|
魔女になるための大切な約束を知ってる?それは13才になったら、満月の夜に親元から離れ知らない街で魔女としてひとり立ちするために生活することなのです。「キキ」は様々な人たちと出会いながら生活していくのですが・・。
この本は、シリーズで5巻まで出ています。キキの成長がみられます。
|
|
二分間の冒険 |
|
岡田淳/著 太田大八/絵 |
偕成社 |
|
6年生の悟は、黒ネコ・ダレカを助けそのお礼に「ひとつだけ願い事をかなえてやろう」と言われます。その願いを口にしたとたん、今まで居た所とはまるで違う世界へとばされてしまいます。元に戻るには、ダレカをしっかりと捕まえなければいけないと知るのですが・・・。まったく知らない世界で悟はどうなっていくのでしょう。冒険はどれだけの間続くのでしょう。不思議な世界で今とは違った自分をも発見する物語です。 |
|
怪人二十面相 文庫版 少年探偵・江戸川乱歩1
|
|
江戸川乱歩/作 |
ポプラ社 |
|
「20の顔を持つ」と言われる変装の名人、怪人二十面相がまきおこす数々の難事件を、名探偵 明智小五郎が助手の小林少年とともに、知恵と勇気で立ち向かっていきます。ハラハラドキドキの連続で読み出したらもう止まらない!
江戸川乱歩の少年探偵シリーズ(全26巻)が今の子どもたちにも読みやすくなって 登場しました。今から60年以上も前に書かれた作品なので昔風の言葉もありますが、そこがまた新鮮でワクワクドキドキの連続です。
|
|
|スペシャルイベント|定期イベント|季節の絵本|ジャンル別|年齢別|新刊|注目の本|絶版品切れ本|グッズ|
|通信販売|地図|営業時間・定休日|れきし|しゃしん|こんなお店|Mail|Q&A|リンク|にっき|BBS|書棚|
|Home|
(C)2005 Tomodachi All right reserved. |