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季節の本
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読んであげたい昔話、童話(5歳位から小学生)
※年齢はあくまでも目安です!
小学生に読んであげたい絵本 

学年はあくまでも目安です!

1・2年生


よかったねネッドくん
レミー=チャーリップ/ぶん・え やぎたよしこ/やく
偕成社
よかったね!(ラッキー)と でも大変!(アンラッキー)が繰り返されるテンポのよい楽しい本です。覚えて手振り身振りを入れながら1冊通してお話したらとても楽しい!パーティーやお楽しみ会のときに読むのものも面白いかも。声に出してよんでね。



ろくべえまってろよ
灰谷 健次郎/作  長 新太/絵
文研出版
穴に落ちてしまったろくべえを救出しようと、1年生たちがあれこれ考えて奮闘します。大人が来ても頼りにならないし・・・困ってしまいます。なんとか、自分達だけで、頑張りますが・・・。最後、ろくべえがたすかった時はとってもすっきりした気分になります!セリフが大阪弁なのも楽しい!


1・2年生

おおきなきがほしい
佐藤さとる/ぶん 村上勉/え
偕成社
ぼくだけの大きな木があったなら・・そこで何をしようかな。
木の上でどんなにことをしようかな、誰かが訪ねに来てくれるかもしれない、部屋を作ってそして・・とかおるの夢はひろがります。ページをめくるとどんどん木が伸びていくようでワクワクします。


1・2年生

びゅんびゅんごまがまわったら
宮川ひろ/作 林明子/絵
童心社 
遊び場で大けがをしてしまったこうすけ。そのため、遊び場にはカギがかけられてしまいました。なんとかカギを開けてもらおうと、こうすけ達は校長先生に頼みに行きました。すると、校長先生は「びゅんびゅんごまをまわせたら」なんて・・・。子どもと校長先生のちょっと面白い関係が素敵に描かれています。とっても魅力的な校長先生ですよ!







3・4年生


光の旅 かげの旅
アン・ジョナス/著 内海まお/訳
評論社
様々な色彩のあふれるの日常 時には目と心を休ませて穏やかに眺める絵本に出会ってください。
我が家から出発して我が家へ戻る旅を。夜明けから時が過ぎやがて日が落ちて闇が訪れる物語。


ありがとうフォルカーせんせい
パトリシア・ポラッコ/作・絵 香咲弥須子/訳
岩崎書店
トリシャは絵を描くのが大好きです。だけど 字を読むのは苦手な女の子です。自分でも読めないことに苦しみますが、それは自分の頭がわるいせいだと悩み、人には打ち明けません。最近少しづつ世間にも知られるようになった、LD(学習障害)だった彼女の苦しみに気づいたフォルカー先生は、トリシャと 特別な練習を 始めます。
作者の自伝的作品でもあり、胸があつくなります。この絵本は子どもはもちろんですが、教育など子どもに関わるすべての大人の方に ぜひ 読んで頂きたい一冊です。


3・4年生

ことりをすきになった山
エリック・カール/絵 アリス・マクレーラン/文 ゆあさふみえ/訳
偕成社 
土も無く、花1本咲かぬ、岩だらけの山がありました。ある日、渡り鳥が渡りの途中で休んだとき、山は鳥に話かけます。『ひとりでいるのは、寂しいから ずっと ここにいて欲しい』とさて、その願いはかなうのでしょうか・・・。


3・4年生

スーホの白い馬
大塚勇三/再話 赤羽末吉/画
福音館書店
スーホの育てた白い馬を無理やり取上げ自分のものにする横暴な王様。しかし、白い馬は大好きなスーホのもとへ追っ手に傷つけられながらも帰ろうとします・・・。モンゴルの草原の広大さ、吹き抜ける風まで見えるような素晴しい作品です。








5・6年生

100万回生きたねこ
佐野洋子/作・絵
講談社
ねこは自分が一番大好きです。サーカスのねこだった時も、女の子のねこだった時も・・・。いろんな人に愛され大事に飼われ死んでいき、100万回も生まれかわるのです。「100万回もいきたんだぜ」というのが自慢です。ところが、誰のねこでもなくなったある時、一匹の白いねこに恋をします。そして、はじめて、自分らしく生きる道を手に入れるのです。この本は、大人まで楽しめますが、小学校高学年から中学生の子に是非読んで欲しい一冊です。


5・6年生

わすれられないおくりもの
S.バーレー 作 小川 仁央 訳
評論社
みんなにたよりにされていたアナグマが年をとり、静かにこの世を去っていきます。アナグマをとても愛していたみんなはやりきれない悲しみに沈みますが、春が来てアナグマの思い出を語り合ううちに、アナグマが自分に残してくれたかけがいえのないおくりものに気づき励まされていくのです。自分は人と出会い、何をもらい、何をしていくのでしょうか。静かに考えさせたれる感動的な一冊です。


5・6年生

百まいのドレス
エリノア・エスティーズ/文 ルイス・スロボドキン/え 石井桃子/訳
岩波書店
貧しいポーランド人であるために、クラスに馴染めずひとりぼっちのワンダ。「あたし、うちに、百まい、きもの持ってるわ」といった彼女の言葉でクラスの女の子達の中で、ワンダをからかうという「きものごっこ」がはじまったのです。それを内心やめてほしいと思いながら、何もいえずだまってみているだけのマディー。そして、ワンダの言った「百枚のきもの」の本当の意味がわかった時、ワンダの家族は差別のない生活を求めて大きな町へ引越ししてしまっていました。哀しみのなかマディーはワンダのことを考えました。じっと 考えました。これまで考えたことがないくらい考えて、ようやく大事なことに、たどり着いたのです。彼女の出した答えとは・・・。
一度読むと 心のどこかに いつまでも残っていく物語です。




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